コーヒーほど紅茶が気軽に飲まれないわけ その2 | 高橋紅茶店

2020/06/16 22:45

こんにちは、店主の高橋です。
前回のブログの続きです。


紅茶の味に幅が広いってどういうこと?

コーヒーだって種類は多いのでは?

もちろんそうなのですが。

紅茶の持つイメージはひとによりとにかく様々なのです。

紅茶=赤い色だと思う。
紅茶は中国茶の親戚のようなものであると思う。
紅茶といえばミルクティーでしょ。
紅茶はフォションのアップルティーと決めてます。
紅茶はいつもスーパーでお徳用のティーバッグを買っている。

はたまた、

淹れるのが面倒なので、粉末をお湯に溶かしている。
紅茶はペットボトルのものしか飲んだことがない。
紅茶はなんだかお高くとまっていてとっつきにくい。
紅茶の味は好きだけど美味しく淹れられたためしがない。
紅茶はカフェインがあるから飲まない。
コーヒーの味は安定してるけど紅茶は考えていたのと違うのがある。
色の薄い紅茶がある。
ミルクを入れたら美味しくなかった。
紅茶専門店に行ったら種類が多過ぎて何を選んだら良いのかわからない。
お店で紅茶が美味しいと思ったことがない。
・・・・などなど。

コーヒーに対してここまで意見が色々出てくるのだろうか、
と感じてしまうくらい、紅茶のお好みや習慣は違うのですね。
びっくりするくらい、違います。

例えば、普段ブレンドのセイロンティーを好んで飲んでいるとします。
しっかりと濃く淹れてミルクティーにするのが習慣だったとします。
あるお店に入って、ケーキと一緒に出てきた紅茶にちょっと色が薄いなと思いながら
同じようにミルクを入れたら、ミルクの味ばかりがして、紅茶の味がしない。
「ここの紅茶、美味しくないわ、せっかくケーキは美味しかったのに。」

だけど、そのお店では繊細なお菓子の味に合わせて紅茶はダージリンを選んでいた。
つまり、ダージリンがすべてミルクに合わないというわけではないけれど、
いつも飲んでいるブレンドのセイロンティーはとてもどっしりとしたコクがあって、
紅茶特有の渋みもあり、色もしっかりと濃いものだったとすると、
繊細な香りが特徴で、コクというよりは旨味の強いダージリンのような紅茶を飲むと
同じ紅茶でも物足りなさを感じたり、究極には美味しくないと感じたりしてしまうのではないか?

そんな風に思うのです。

実際に、紅茶には国別・産地別で分けただけでも、特徴のある紅茶がたくさんあるのですが、
それがまた、収穫された時期であるとか、茶園の違いであるとか、茶葉の大きさであるとか、
どんなふうにブレンドするとか、どんな作り方をしているのだとか、
あるいは淹れ方などによってもさらに種類が増えてしまうのですね。
そこにフレーバードティーが入れば無限なんです。
イメージが人によって違うのはある意味当たり前なんです。

一言で言えば、ちょっとわかりにくい、ってことなのだと思います。

でも、でも、紅茶が美味しくないって思われてしまうのはとても悔しい。
ある一握りの紅茶だけでそんなジャッジをしないでほしい。
そんな風に思ってしまいますし、
また、コーヒーに負けているわけでもないのです。
色々と飲んでみてください。

そんなわけで、当店は、
紅茶の種類は色々ですけれど、それがもっと浸透したり、
紅茶を日常で手軽に楽しめる人が増えるようにすることを目指しています。

みなさまのお好みをぜひぜひ教えてくださいね。